我輩はちょびである。名前はある漫画から戴いたそうな。

拾われた時に『ちび』と呼ばれていたのだが、ちょっと大きくなったので、『ちょび』に改名したのだ。・・・どっちも変わらんがな。

まぁあの頃は2.5kgしかなかったから、『ちび』でもしょうがないと思うが、ご主人のボキャボラリーの無さを感じざるを得ない。

大人になっても『ちょび』なのだから。

たまには『ちょび助』と呼ばれることもある。

・・・べつにちょびひげが生えているわけではない。そんな柄も無い。

押入れとかが開いていて、こっそり中に入ろうとすると『ちょび助探検隊』になる。

我輩の名前は・・・まぁどうでもいいか。

 

我輩の群れを紹介しよう。まずボスのご主人TAKEさん。次が我輩。そしてポン太。の3人?とペットのカッパ君だ。

TAKEさんは、甘えさせてくれるので大好きだ。幼い時に親とはぐれて『淋しいよぉおなか空いたよぉ』と泣いていた我輩を拾ってくれて、暖かい部屋と食事と愛情を与えてくれた。

注射もされたし、去勢もされたが。

その代わり怒るときはきつーいデコピン。コレが痛いんだな。まぁ怒り方にもレベルがあるのだ。普通のいたずらならちょっと頭を叩かれるくらいだが、本当にイケナイことをすると首根っこをつかまれてデコピンされるのだ。

ポン太は我輩よりも体も大きく力も強いが、一緒に遊ぶし、我輩が鳴けばご飯を出してくれる。まぁ手下だな。

カッパ君はいつも風呂場にいて動かない。まぁカッパなのだから水場にいたい気持ちは分かる。我輩が風呂場に行って遊んでやるとバスルームの中を転び回って喜んでいる。たまに排水溝にハマっていると抜け出せなくなって、ポン太に救出されている。

そういえば、カッパ君が家に来たのは我輩が拾われてから1〜2年経った頃だったかな。
ポン太が元々海だったところで卵を見つけたと言っておった。河童のくせに海で見つかるとは変な話だが、カッパ君のおマヌケな母親が流れの早い所に産んで流れてしまったのだろう。
卵の殻はそんなに固くない『入浴剤』と言う物質で出来ているという話だった。
お風呂
のお湯で孵化したらしい。
カッパ君には色違いの兄弟が何人かいるといっておったな。

―そういえば、ヒトと言う動物は、ある一固体に対して色々と呼び名があるようだ。

まず、『本名』。この本名も名前と苗字があるのだからややこしい。どっちでも呼ばれることがあるようだ。海を渡るとミドルネームなんてものも存在するらしい。

次に『あだ名』。仲の良い間柄で使われるようだ。家族には違うあだ名で呼ばれることもあるのか。

そして、『肩書き』ってやつ。あったり無かったり無くなったり変わったり、ワケが分らん。

宗教によっては、その『戒名』ってやつがあるのだ。誰から呼ばれるのか?

『通り名』なんてのもある。『通称』てぇやつだな。噂に名前がついたような・・・本名より有名な『あだ名』か?

ポン太はこのHPでは『TAKA』なんて名乗っているが、・・・あーここにも違う名前がある。コレはHNというヤツか。ボスには『ポン太 タヌ吉』とも呼ばれている。

どっちが名前でどっちが苗字なのか分りづらいが。

ポン太は昔好きだったTV番組があったらしく、そのかっこいい俳優さんの役からTAKAというHNにしたようだ。

実際は『ポン太 タヌ吉』で、もうすぐペットのカッパ君によく似た髪形になろうかというのに。

 

我輩の仕事は、寝ることと甘えることだ。帰ってきたボスに甘えて撫でられて喜んだりすると、癒し系ってのかな?ボスが喜んでくれる。

そんな楽そうな仕事の我輩だが、ストレスってやつは溜まるのだ。

だから一日に1〜2回、叫びながら縄張りの中を走り回ってストレス解消しているのだ。

困るのがフローリングって床。爪を立てて走ってるのに爪が滑って進まなかったり、方向転換しようとするとお尻が滑っていっちゃう。ポン太の言葉で言うと『ホイールスピン』と『ドリフト』だな。−で、たまにコケル。

別に気にしないフリをして走るのだが実は痛かったりもする。

寒くなると一部のフローリングにカーペットが敷かれるが、こいつも曲者だ。

勢い良く飛び込むと、カーペットが滑って行っちゃう。

我輩が走りたいのにお前動いてどうするんじゃぁ!カーペットに向かって突っ込みを入れたくなってしまうのだ。

俺の力をしっかり受け止めてくれる床が欲しいものだ。

畳ってヤツは走りやすくて良いんだが、粉が出たり傷になったりで、ボスとポン太がいい顔をしないのだ。

カーペットに皺がよっても、やれやれって感じで直しているな。

ボスはそうでもないがポン太は気にしているようだ。・・・まぁ手下だから良いのだ。

我輩はちょびである
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